目標を立てる意味は弱い自分を律するため【つまり自分への呪いです】

副業でお金を稼ぎたいから、真面目に毎日ワークアウトを続けているけど、そろそろ精神が消耗してきた・・・。

やっぱり、しっかりとした目標を立てないと、努力って継続できないのかな?

人間のモチベーションって、どうやったら維持できるんだろう。

 

今回は、目標を立てる本当の意味について深堀りしていきます。

 

この記事の信頼性

今まで副業に3年間取り組んできました。この記事に記載した目標の立て方を意識して、1年間に300万円稼いだ事があります。

詳しい実績や、稼いだ手法については下記の記事に記載しています。

僕が副業で1年間に300万円稼いだ方法【包み隠さずお伝えします】

 

この記事を読むと分かること
  • 目標とは弱い自分を律する呪いであり、強い願望を持つ人にとっては要らない理由
  • 目標の効果を正しく発揮させる倫理的な立て方
  • 目標を立てるのが面倒なら、挑戦するジャンルを間違えている事実

 

さて、先日に下記のようなツイートをしました。

 

 

結論、目標は自分を縛るものであり、強い願望や夢を追いかける人にとっては必要のないものです。

 

もし、あなたが努力を長続きさせるために目標を立てようとしているならば、それは自分が夢中になれていない証拠でもあります。

 

この記事では、目標のあるべき姿と、目標の正しい立て方について解説していきます。

 

目標を立てる意味は弱い自分を律するため

 

目標とは、自分がどうしても進化しなければいけない時に、無理やり成功へと導く強制具のような役割を持つものです。

 

なので、強い決意や願望がある場合は、別に立てなくてもOKです。

 

#好きな事を追求する人にとって、目標はただの鎖です

例えば、あなたが人生で最も大切にしている趣味を1つ想像してみてください。スポーツ鑑賞でも、マンガを読む事でも、ゲームでも、なんでもありです。

 

そして、想像できたら次に、その趣味へ下記のような感じで、1ヶ月分の目標を立ててみてください。

 

  • スポーツ鑑賞
    →目標:今月はサッカーの試合を100試合見る
  • マンガ
    →目標:今月はマンガを100冊読破する
  • ゲーム
    →目標:今月はゲーム上達のために引きこもって100時間プレイする

 

本当なら、時間を忘れて取り組める楽しい趣味なはずなのに、明確な数字で目標を立ててみたら、かなり息苦しく感じちゃいますよね。

 

人間は目標でガッチガッチに義務化されると、どんなに楽しいことでも強い強制感を感じてしまうのです。

 

本当に叶えたい夢に目標は要らないです

本当に叶えたい夢や、とことん楽しみたいものに対して、強い強制感を植え付ける必要はないです。

 

どちらかというと、自分の本能を野放しにして楽しみ尽くした方が、本来のポテンシャルを発揮できるはずですよ。

 

もし、イラストを描くことを仕事にしたい人がいたとして、その人が「今月はイラストで10万円稼ぐぞ!」なんて目標を決めてしまったら、イラストを描く楽しさよりも、売り上げの方に意識が向かいますよね。

 

こうなると完全にドツボです。「この依頼のイラストは単価が低いから、受けないでおこう・・・」みたいな思考になっちゃうわけです。

 

繰り返しますが、目標は自分を無理やり成功させる強制具です。自分が自分に「目標」という呪いをかける事で、弱い自分にけじめをつけるためのものなのです。

 

#目標が必要なのはどうしても自力の力だけじゃ成功できない時

つまり、自分の本能を抑えつつ成功しなければいけない時です。

 

人は、自分が夢中になれないものや、義務的なものに直面するとすぐに逃げようとします。

 

しかし、成功するためには我慢して努力を続けなければいけない時がありますよね。このような時に自分への呪いとして目標が役に立ちます。

 

目標が必要になる時の例
  • ゲーム配信で稼ぎたいけど、YouTubeに動画UPするのダルい
  • プログラミングができるIT系男子になりたいけど、勉強しんどい
  • ブログで稼いで会社を辞めたいけど、記事を書くのがめんどくさい

 

例えば、僕がスロットで年収300万円稼いでいた時は、1日に期待値のある台を5台打つと自分を律していました。

 

ちなみに、僕はスロットがあまり好きではありません。当時は、酷く我慢して打っていました。

 

もちろん、ライバルの動向なども関係してくるので、毎日必ず5台打てたわけではありませんが、「お金が欲しいけど、スロットは打ちたくない」という自分の弱さを律するために、目標を設定したのです。

 

もし、目標を設定していなかったら、めんどくさくてサボりまくっていたはずです。僕は「サボりたい」という本能を断ち切るために、目標を設定したのです。

 

意味のある目標の立て方はタスクの細分化です

 

では、次に正しい目標の立て方について触れていきます。

 

結論は、根性論を無視したタスクの細分化です。

 

#根性論は暑苦しいだけで役に立ちません

目標を立てると聞くと「今年中に会社を辞める」とか「次の夏までに体重を5キロ減らす」みたいな、ふにゃふにゃした根性論を想像する人は多いと思いますが、それではダメです。

 

目標を立てるなら、今日やることを明確にするぐらいタスクを細分化しなければいけません。

 

何故なら、あなたも体験した事があるはずです。小学生の時、夏休みの宿題帳を毎日5Pずつやると決めても、結局は予定通りに終わらす事ができずに、親に怒られた経験が・・・。

 

人間は常に、楽な方へ楽な方へ流れていくようにできています。そして残念ながら、この習性を治す事は不可能なので、根性論のように雲を掴むようなタスクではなく、今自分が実行できるタスクにまで落とし込む必要があるのです。

 

タスクを細分化するには数字を使おう

では、タスクを細分化するにはどうすればいいかというと、行動量を数字化すればOKです。

 

例えば、下記をご覧ください。

 

目標:プログラミングで稼ぐ
毎日朝の5時に起きて、出社までの3時間の間、部屋でパソコンを開き参考書を必ず10P分進める。 

 

このように、子供でも理解できるレベルまで、その日にやるべきタスクを細分化することでやっと、人間は目標達成のために動き出す事ができます。

 

しかし、これは自分をタスクでがんじがらめにする行為なので、もしかしたら抵抗を覚える人もいるかもしれません。しかし、繰り返しますが目標とは自分を強制的に成功させる強制具です。

 

自分を律するには、とにかくタスクの細分化です。

 

#目標設定は想像しているよりめんどいです

ここまでの話を聞いていると「タスクの細分化!?めんどくさ」って思うと思います。

 

でも、そう感じるのは当たり前ですよ。目標設定って適当に頭の中で妄想して終わりではなく、成功するために必要な作業量と、自分のモチベや体力などを比べつつ、細かくタスクを選定していく必要があるので、それなりに頭を使う必要があります。

 

目標を立てるのが面倒なら自分の中の強い願望を探すべき

もう一度、冒頭に載せたツイートを再掲します。

 

 

もし、目標を立てるのが億劫なら、モチベを保ち続けるのが難しいですよ。何故なら、自分を律する事ができないからです。

 

何度も言いますが、目標とは自分の本能を抑えつつ、どうしても成功を目指さなければいけない時にのみ効果を発揮します。なのに、それをめんどうだと感じる時点で、成功する意欲が弱いので、挑戦するだけ無駄です。

 

面倒だと感じるなら、目標にこだわらず自分が持つ強い願望を、まずは見つけた方がいいかもです。

 

#自分の中の強い願望を見つける方法

では、どうすれば自分の本当にやりたいことを見つけられるかというと、義務教育で植え付けられた「仕事は我慢するものだ」という常識を壊せばOKです。

 

例外なく僕も囚われていたのですが、義務教育で植え付けられたメンタルブロックって、かなり厄介です。しかし、一度捨てられると、自分のやるべき事を簡単に発見する事ができます。

 

人と違う行動を取らないと人と違う結果は得られないです

まず、自分のやりたい事が分からない人は、お金のことを考えすぎる傾向にあります。

 

「お金を稼ぐ=嫌なことを我慢する」という図式が作り上げられているので、心のどこかではやりたい事があるのに「稼げるわけがない」とストップをかけてしまっているのです。

 

しかし、これがとても大事な考え方なのですが、人と同じ行動をとっても人と同じ結果しか得る事はできません。つまり、嫌なことを我慢してお金を稼いでいるサラリーマンと同じ行動をしても、待ち受けるのは職場の上司と同じような人生ですよ。

 

逆に、自分の好きなことでお金を稼いでいる人を見てみてください。例えばYouTuberなんて、1が月であなたの年収以上の金額を稼ぐ人がゴロゴロいます。これは他人と違う行動をしてきた結果に違いないですよね。

 

もちろん、好きなことを仕事にするには、それなりの努力は必要ですが、好きなことに労力を割けるのって幸せなことです。やりたくもない仕事に労力を割くよりは、ずっと人間らしい生き方ができます。

 

目標を立てるのが面倒な人は、自分の中の強い願望について、お金の話抜きで考えてみましょう。親や学校の先生が押し付けてきた常識を、自分の力で壊すのです。

 

まとめ:目標を立てる意味はガッチガッチに自分を拘束するためです

 

記事のポイントをまとめます。

 

記事のポイント
  • 目標を立てる意味は弱い自分をガッチガッチに律するため
  • 強い願望や叶えたい夢を持っている人に目標は必要ない
  • 目標設定が面倒な人は、自分の本当にやりたい事を探すべき

 

本当に大事なのは目標を具体化すること

目標設定についていろいろ書いてきて今更ですが、一番大切なのは目標を立てることよりも、行動を開始することです。

 

いくら再現性の高い目標を設定したとしても、行動しなければその目標が形になる事はありません。また、実践を繰り返すうちに、予想もしない失敗やモチベの停滞などによって、目標設定は変化していきます。

 

つまり、マラソンのゴールを双眼鏡で見つめて妄想を膨らませていても、足を動かさない限り自分はずっとスタートラインから動けないという事です。まずはとにかく実践です。

 

「目標がまだないから・・・。」なんて理由で、行動するのを後回しにするのはやめましょう。

 

では、今回は以上です。ありがとうございました。

 

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