ギグワーカーとフリーランスは全く違います【貧困ビジネスです】

労働辛い。とりあえず会社を辞めて、最近流行りのギグワーカーとして生きて行こうかな。

フリーランスってなんか響きがいいし、モテそうだしね。

デメリットもあるかもだけど、今の環境よりは絶対にマシのはず!

 

この記事を書いている僕は、ネットビジネス歴1年とちょっと。

副業のみで1年間に300万円稼いだ実績を持っています。

 

この記事を読むと分かること

・ギグワーカーが貧困ビジネスである倫理的な理由
・ギグワーカーが大企業に利用されているモルモットである事実
・ギグワークは経験をコンテンツにすることで初めて価値を持つこと

 

面接もいらず、その場でサクッと稼げて、自由な労働ができるギグワークはとても魅力的ですよね。

実際、若い世代を中心に、クラウドワークスやランサーズ、Uberイーツをプラットフォームとして働くギグワーカーは、爆発的に増えています。

 

もしかしたらあなたも、勤務時間に束縛され、煩わしい人間関係に干渉される正社員よりも、手っ取り早く誰でもフリーランスになれるギグワーカーが、魅力的に感じられたりするのではないでしょうか?

 

しかし、「ギグワーカー=フリーランス」みたいな考えは危険です。

単発の仕事を繰り返して暮らしていくのには、それなりの覚悟が必要ですし、自由な労働には必ずその対価が存在しています。

下記をご覧ください。

 

定義

【ギグワーカー=フリーター】

【フリーランス=ビジネスパーソン】

 

ギグワーカーも、フリーランスといえばフリーランスですが、どちらかというと、単発の日雇いバイトを連発して稼ぐフリーターとなんら変わりないです。

 

今回は、居酒屋バイトからネットビジネスまで、分野を超えて副業を経験してきた僕が、ギグワークが貧困ビジネスである決定的な理由を、書いていこうと思います。

人生をより良くするための選択肢を増やしたいと思っている人へ向けて、丁寧に書き上げました。

 

ギグワーカーとフリーランスは全く違います

 

ギグワークが貧困ビジネスである理由は、ノースキルで誰でも出来る仕事だからです。

 

#誰でもできる仕事は魅力的ですが価値が低いです

ギグワークと言われる仕事は、基本的にノースキルで誰でもこなせるのが魅力の1つです。

 

ギグワークのプラットフォーム

・Uber Eats

・クラウドワークス

・タイミー

 

例えば、UberEatsは自転車さえこげれば働けるし、クラウドワークスはタイピングができればライティングで稼げて、タイミーに至っては時間があるだけでお小遣いを稼げます。

 

しかも、ギグワークの報酬は、そこまで悪くないみたいです。

 

ギグワークの手続きはスマホ完結だし、面倒くさい面接もなく、サラリーマンから見ればすごい魅力的に写るかもしれません。

 

でもだからと言って、すぐにギグワーカーになるために会社を辞めてしまおう!なんて考えるのは少し早いです。

何故なら、逆に言えばギグワークは、ノースキルで誰でもできちゃう仕事だからです。

 

#ギグワーカーは大企業に飼われているモルモットです

「ノースキルで出来る仕事でも、稼げればそれでいいじゃないか」と考える人の気持ちもよく分かります。

 

しかし、そういった考えでいる限り、あなたの人生は搾取される側で終わってしまいます。

 

例えば、アメリカのUberのドライバーが、言い方は悪いのですが「企業のモルモット」と化している話はご存知ですか?

 

これは、Uberが自動運転技術に多額のお金をかけて、積極的に開発しているのは有名な話ですが、それに必要な運転記録によるビッグデータを、ドライバー達に集めさせている(実験台にしている)からです。

下記をご覧ください。

 

Uberが自動運転システムを作るまで

人工知能にマップの混雑状況などのビッグデータが欲しい→Uberのドライバーに集めてもらおう→自動運転が完成した!→雇用リスクゼロで働いてくれるギグワーカー達は便利だったな、もう要らないや

 

自動運転技術が完成してしまえば、今まで一生懸命データ集めしながら働いてきたドライバー達は、すぐに使い捨てにされるでしょう。ギグワークは自己責任のいわゆるバイト労働なので、当たり前ですよね。

 

企業に利用されるだけ利用され、AIの代わりに使い捨てにされる人生なんて、誰も望んでいないはず。

このようにノースキルで出来る仕事というのは、近い未来、人工知能に奪われてしまう可能性が高いです。

 

人工知能を舐めてはいけません

上記の話を聞いて、もしかしたら、「人工知能が活用されるのはまだまだ先だろう」と考える人もいるかもしれません。

 

しかし、これも甘い考えです。

下記をご覧ください。

 

既にあるor5年以内に完成しそうな人工知能例

・無人コンビニのAmazon Go

・テスラの自動運転が2020年以内に実現するかも?

・DeepLなどの高性能翻訳ツール

・RPAの導入(デスクワークの自動化)

 

興味があれば、ぜひ「破壊的テクノロジー」とGoogleで検索してみて欲しいのですが、僕たちが思っている以上に、ビジネス面で人工知能の導入は始まっています。

人間も油断していると、人工知能に本気で仕事を奪われる可能性が出てきたのです。

 

#スキルレスな仕事は絶望します

余談ですが、スキルレスな仕事は人間に絶望をもたらします。

 

下記のツイートをご覧ください。

 

 

上記については僕の実体験なのですが、いざ単純労働を繰り返す社畜な状態を抜け出して過去を振り返ってみると、何も成長していない自分に直面してかなり落ち込みます。

 

人生にやりがいをもたらすという意味でも、僕はノースキルな労働はあまりオススメしません。

 

もちろん、居酒屋バイトが楽しくて仕方がないという人も僕の周りにはいたので、価値観の違いもあるかもですが、おじさんの機嫌を取り続ける毎日が人生においてプラスになるかどうかを考えた時、ほとんどの人の答えは「No」だと思います。

厳しい話ですが、人生は自分が成長してナンボです。

 

ギグワーカーがフリーランスの人たち並に稼ぐために必要な戦略

 

ここまで、ギグワーカーが貧困ビジネスである理由について書いてきましたが、「じゃあ、ギグワーカーには絶対にならない方がいいのか?」と言えば、そうでもありません。

 

何故なら、ギグワーカーとして働いた経験をコンテンツにすることさえできれば、お金をキッカケを作ることは造作もないからです。

自分の人生の実績を作るという面で、ギグワークはかなり有効な手段です。

 

#個人の経験がお金になる時代です

ネットが発達した現代において、個人の貴重な経験はお金になります。

 

例えば、最近増えてきている芸能人や元アイドルといったYouTuberは、芸能界にいたというビッグな経験値を武器にして稼いでいますよね。

ニーズがあるジャンルで活躍していた経験があるから、瞬時にチャンネル登録者を集めることができるのです。

 

テレビで何度も見たことある人が「実は芸能界って〇〇なんですよ!」なんて話を、無料で見られるプラットフォームのYouTubeでしていたら、信頼度も高いし、多くの人が食いついてくれるので簡単に再生回数を稼げます。

 

でも、僕たちのような一般人は、芸能人並みの経験どころか、まず自分が何者かになることすら難しいですよね。

 

質問

あなたは一体、何者ですか?

 

答えられる人は、かなり少ないはず。

 

しかし、ギグワークをこなせば、それだけであなたには「ギグワーカー」という称号が貰えます。

もしかしたら、現代で一番、費用対効果が高くて、簡単に手に入れられる称号かもしれません。

 

この称号は、うまく使うことでビジネスに有効活用することができますよ。

 

#ギグワーカーはブログを始めるべきです

例えば、ギグワーカーの人がビジネスブログを始めたら面白いと思います。

 

現在、急激にギグワーカーの人が増えているとは言え、まだ希少価値は高めなエコノミーだし、これから需要も上がるはずなので、狙い目だと思います。

実際、今僕がこのギグエコノミー関連の記事を書いているのも、狙い目だと感じたからです。

 

アイデア例

・ギグワークを募集しているプラットフォームのレビューブログ

・Uber Eats配達員が実際に使う効率的な巡回マップをnoteにまとめる

・Webライターの高速ライティング術を記事にする&スカイプコンサルする

・隙間時間バイトで月間どれくらい稼げるかやってみて実績公開

 

上記のようなサイトを作れば、今ホットジャンルであるギグワークという分野で、パイオニアになることができるだろうし、大量のアクセスを集めることも不可能ではないはずです。

ぜひ、ギグワーカーをやる際には、経験をお金に変えることを視野に入れてみて欲しいです。

 

もしかしたら、「ブログなんて俺には作れないよ」なんて方もいるかもしれないので、下記にブログマーケティングの始め方をまとめた記事を載せておきます。参考にしてみてください。

 

参考記事

ブログマーケティングの完全マップ【サイトの作り方から徹底解説】

 

ギグワークのトレンドが終わる前に作るべき

ただ、ブログを作るといっても、ギグワーカーのニーズがなくなってしまえば、せっかくブログを作ったとしてもオワコンブログになってしまうので、行動を起こすなら早い方がいいです。

 

特に、これからギグワーカーが増えてくることはほぼ決定事項なので、ポジションを取りたいのであれば、速攻で動き出した方がいいと思います。

 

ネットビジネスというのは、Twitterなどを見ていただければよく分かりますが、どうしても早く始めた先行者の方が有利になり、後発組が気向上するのが難しいスタイルです。

ブルーオーシャン(未開拓ジャンル)であるギグワークというジャンルの並に乗れるかどうかは、今動き出すかどうかで成否が決まるといっても過言ではないです。

 

まとめ:ギグワーカーとフリーランスの違いはスキルの有無です

 

最後に、記事のポイントをまとめます。

 

記事のポイント

・ノースキルで誰でもできるギグワークは貧困ビジネス

・人工知能は猛スピードで進化している

・ギグワークを人生の経験コンテンツとして売り出すのは賢い戦略

 

結論:お金持ちになりたいならお金持ちの真似をするべきです

僕はお金持ちになるコツは、お金持ちの真似をすることだと思っています。

下記のツイートをご覧ください。

 

 

これはつまり、上司を真似すれば自分の人生は上司と同じようなものになるし、起業家の真似をすれば自分の人生は起業家と同じようなものになるということです。

 

考えてみて欲しいのですが、お金持ちが「これは儲かるぞ!」なんて感じでギグワークをやるはずないですよね?

つまり、ギグワーカーとして生計を立てても、あなたはお金持ちになることはできません。

 

もしやるとしても、先述したように経験を積む場として踏み台にし、ネットビジネスを始めるべきです。

ぜひ、自分自身の行動力でスキルを身につけ、ビジネスを始めてみてください。

 

今回は以上です。

貴重な時間を割いてまでこの記事を読んでいただきありがとうございました。

 

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