大学生はGoogleに就職するべき?【正解は1つしかないです】

 

GoogleみたいなIT企業に就職できたら、人生勝ち組じゃね?

絶対お金持ちになれるし、モテそう。

でも、アメリカではGoogleに就職するってことがオワコンになり始めてるのはマジ?

 

今回は、Googleに就職することは人生において幸せなことなのか?、魅力のある人生とは経験を積むことだよ、ということを書いていきます。

 

この記事を読むとわかること

・Googleに就職する難易度
・IT企業に就職するメリットとデメリット
・Googleに就職してすぐ辞める人の心理状況
・経験して人生の選択肢を増やすことは大事

 

NYタイムズでは、GoogleをはじめとしたGAFAに就職することに疑問を感じる学生が増えているというリポートもありますが、それは何故なのでしょうか?

 

この記事で伝えたい大事なことは、自分の知見を増やして、人生の選択肢を増やすことの重要性です。

 

大学生はGoogleに就職するべき?

 

僕個人の考えとしては、Googleに就職できたからと言って、できた全員が幸せになるとは思えません。

 

何故なら、パソコン1つあれば起業できる現代では、Googleに就職するスキルがあれば、独立してフリーランスになる方が魅力的な場合もあるからです。

 

多分、必死にGoogleに就職するために頑張るよりも、パソコン使ってネット関連の起業をする方がずっと簡単です。Googleに勤めている人なら、この事実にすぐ気付けるでしょう。

 

それに伴って、スキルの高い人材が溢れているGoogleに就職することは、とても難しいと言われています。

 

未だ、多くの人はGoogleに就職すれば、満足のいく年収をもらえると思っているだろうし、ブランド力も高いので、壁が高くなりがちです。

 

#Googleが重要視するスキル

 

では、Googleはどんな方法で有能な人材を雇用しているのでしょうか?

 

Googleが雇用の際に重要視するのは、困難を乗り越える力です。

 

日本の企業のように、学歴を眺めながら外れくじを引かないよう人材を選ぶのではなく、新しいイノベーションを起こす人材を雇用するために、今までの人生においてどんな経験をしてきたかで、その人を見極めるそうです。

 

苦しい状態を抜け出す方法を生み出せる人間は、何をするにも強いです。

 

Googleの面接

 

Googleの面接は、素っ頓狂な質問がくることで有名ですが、質問内容はその時その時に面接する相手によって決められるので、決まったものはないそうです。

 

面接方法もアメリカ式で、日本のように面接官がいるのではなく、一緒に働く可能性のあるチームの数人と面接を行うそうです。

 

しかし、質問内容には下記の内容が含まなければいけないという条件はあるそうです。

 

聞かれる内容4つ

・リーダーシップ
・職務に関連した知識
・自分の思考
・Googleらしさとは何か?

 

Googleらしさって?って思った方もいると思いますが、定義すると下記のようになるそうです。

 

Googleらしさ
・嘘をつかない
・コミュ力が高くて周りを巻き込む
・信念が強く存在する

 

面接が終わったときには、精神がすり減ってそうな内容です。

 

求められるスキル

 

Googleに就職するには、英語力が求められます。

 

何故なら、提出する履歴書は英語、面接も英語、説明会も英語・・・とそれなりに本場の英会話ができなければ、スタートラインに立つことも難しいです。

 

経営者の井上真大さんのように、英語がそんなに喋れないのに、Googleの本社に入社した前例というのも実は存在します。でも、彼のインタビューを見る限りかなり苦労したそうですね。

 

あとは、上記に書いた困難に立ち向かう力と、リーダーシップなどがとても重要だそうです。

 

求められるスキル

・リーダーシップ
・困難に立ち向かう力
・積極的な行動をする力
・協調性 etc…

 

自分の人間としての魅力が問われることになりそうです。

 

#難易度は高め

 

Googleの1年の募集人数が、約50人と言われている通り倍率も高いですし、求められるスキルも高いことから、入社するのは難しいでしょう。

 

ただ、NASAのように努力で埋められない、生まれながらの才能を求められるような分野はないので、チャンスは誰にでもあるのではないでしょうか?

 

ブランド力の高いGoogleに就職できれば、それだけで自慢できそうですね。

 

でも、アメリカではGoogleが憧れの職場ではなくなってきている事実はご存知でしょうか?

 

さらに、Googleジャパンでも、入社しても長くは勤めずに、辞める人が増えているそうです。

 

それは何故でしょうか?

 

選択肢を絞るのはリスクが高い

 

Googleに就職しても、離脱する人が多いのは、企業に依存していることにリスクを感じたり、起業することに魅力を見出す人が増えてきているからです。

 

これには、僕も同じ考えで今の時代では選択肢をたくさん持っていないと、もはやリスクは回避できなくなっています。

 

何故なら、雇用されている立場にある限り、自分の人生は企業に依存してるということになるので、企業の動向に人生が左右されてしまうというのは否めないからです。

 

#Googleを辞める理由3つ

 

年収が高い

年収が高いなら、逆に辞める理由にならないんじゃないの?って思うかもしれませんが、優れた人材の人が、たくさんのお金を持ったときに考えるのは、散財することではなくて、どうやって自己投資しよう?ということです。

 

なので、比較的年収が高いGoogleでしばらく働き、自分のやりたい事業のスタートアップの資金が貯まったら辞職するという流れが、Googleの社内では自然な流れでもあるそうです。

 

年棒制などの個人の能力を重視した仕組み取っていることから、Googleで働くこと自体が起業の予行演習に近いものがあるので、すんなりと独立できるのでしょう。

 

魅力が昔よりも減った

10年前にGoogleに入社することは、一言で言えば成功への切符でした。

 

よく、過去にGoogleに就職していた人のインタビューなどを見ると「世界を変える企業の一部になれたことは人生の誇りでした」と言われてたりもします。

 

ただ、今ではもっと魅力的な生き方が多数存在していることも事実です。

 

人類史上、一番起業が簡単な時代ですから!

 

Googleという、ブランディングされた会社のオフィスや自宅で、プログラムのコードをいじるのを楽しく感じる人もいれば、自分のやりたい事業に最初からコミットして、好きなように生きることに魅力を感じる人もいます。

 

人生のカスタマイズ方が増えた影響は、こういったところにも出ているのです。

 

意外とイメージが悪い

アメリカで、Googleに就職したい若者が減っている理由の一つに、イメージが悪くなっていることが挙げられます。

 

補足
最近では、巨大ハイテク企業への反発をテックラッシュ(Techlash)と呼んだりします。シリコンバレー発の企業に対しての反発がアメリカでは徐々に大きくなっているのです。

 

Facebookは、個人情報を漏洩させてしまいましたし、Amazonは本社設立を新たに行うために、州政府から30億ドルを受け取ろうとしていたことが発覚、Googleは、社員のセクハラが問題になりました。

 

日本ではあまり報道されませんが、意外とやらかしているのです。

 

1つの国と同じ力を持つGAFAですが、学生からの人気が落ちてきているのは確かなようです。

 

#素晴らしい環境

 

上記にいろいろ挙げてみましたが、もちろん、Googleに就職することを夢として、メチャメチャ頑張っている人を諦めさせようとしているわけではありません。

 

職場環境が世界トップクラスのレベルにあるのは事実です。

 

そういった人は、高い志を持って自分の夢を叶えるために邁進するべきです。

 

意識するべきは、いろんな情報に触れてみること。

 

Googleに就職することが自分の人生で一番にやるべきことだと、思い込んでしまうと高いリスクに晒されます。

 

Googleだって1つの企業なので、倒産のリスクは常にあるわけですから。

 

一点だけをみていると視野が狭まってしまい、いいことなんてありません。

 

食わず嫌いはせず、人生を良くするためにいろんなことに触れていみましょう。

 

人生の選択肢を増やす方法

 

人生でいろんなことに触れるということは、いろんな情報に出会うということです。

 

情報が飽和している現代で、魅力的な人生を過ごすためには、大量のインプットをしてあらゆる選択肢を作り出し、行動に移す必要があります。

 

雇用の崩壊が間近に近づいていることからも分かる通り、今までの常識が通用しないということは最早、普通のことです。

 

ネットが発達して、デマも含めた情報をたくさん触れられるようになるので、インプットするという行為にも質が求められるようになったのです。

 

大事なのは有益な情報を大量に仕入れて、ブログやYouTubeなんでもいいので、アウトプットすることです。

 

そうすればお金もついてくることでしょう。

 

選択肢を増やすことは、これからの時代でとても大事になってきます。

 

そして、それを高速で取捨選択する能力も必要です。

 

#情弱は見ていて滑稽

 

現代での情弱が、一体どんなポジションに置かれてしまうのか、露骨に露呈した最悪なイベントが起こりました。

 

それが、コロナウイルスによって引き起こされたトイレットペーパーの大量買い占めです。

 

コロナウイルスによって、マスクの供給が足りなくなってしまい、マスクと同じ原料(紙パルプ)が使われる製品もなくなることを危惧した人たちが、お店のティッシュやトイレットペーパーを買い占められてしまって、社会問題になりました。

 

補足
ことの発端は、コロナウイルスに便乗してお金を儲けようとした人が、デマ情報を流すことでトイレットペーパーの価値を上げ(株でいうイナゴですね)、買い占めた後にメルカリで転売しようとしていたのが原因だそうです。

 

1つのデマ情報で、ここまで人々の生活に変化を及ぼすのです。

 

今回の騒動で、デマ情報に騙されていち早くトイレットペーパーを買い占めた人は、正しい商法を取捨選択する能力が低い人たちの代表例と言われても仕方がないです。

 

情報を取捨選択する勉強をすることが必要でしょう。

 

#周りを巻き込んでしまう

 

もちろん、トイレットペーパーが買い占められた報道を見て、大切な家族の生活のためにと思って、急いで買いに行った誠実な人もいることでしょう。

 

情弱な人たちは勝手に焦って危機感を煽るので、無実な周りの人も巻き込んでしまいます。

 

今回の買い占めはテレビのメディアもいけないと僕は思っています。いくら視聴率のためとは言え、何故ここまで危機感を煽ったのでしょうか。

 

正しいソースの情報をもとに、動くことがとても大事なのです。

 

いろんな経験を積むことが、選択肢を増やす一番の方法です。

 

ぜひいろんなものに手を出して、自分の熱中できるものを見つけ出し、より良い人生を手に入れてみてください。

 

まとめ

 

Googleに就職するのは、すごいことだし褒められるべきことです。

 

かなりの努力が必要ですし、情報化社会を担う人材となるのですから、立派な仕事です。

 

しかし、そこだけを人生の目的地にするのは少しおかしいと僕は思います。

 

大事なのは、人生においての選択肢をたくさん増やして、その中からベターな物を選び出す取捨選択の力です。

 

視野を狭くしてしまえば、目の前でチャンスが逃げていってしまいます。

 

ぜひ、自分の知見を広める努力をしてみてください。

 

では、今回も貴重な時間を割いてまでこの記事を読んでいただきありがとうございました。

 

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