フィンランドの教育が生活満足度を上げる学習法と言われている理由

 

フィンランドの学習ってコスパがいいってネットにあったけどガチ?

少ない勉強時間で成績上がるなんて夢のようじゃん!

逆に日本の教育って世界から見たらどんな感じに見えるのかな。

 

今回は、フィンランドの学習法について書いていきます。

 

人生の幸福度を上げると言われているフィンランドの教育方針は、日本人の心に響くものがあります。

 

この記事を読むと分かること

・宿題がほぼ出ないフィンランドの教育
・日本の勉強の仕方はコスパ悪すぎな理由
・ネット社会に合わせた勉強の大切さ

 

日本人ってよく、プライベートを楽しまない社畜と思われてたりしますが、あながち間違いじゃないかもしれません。

 

その確固たる証拠も、この記事でお見せします。

 

フィンランドの教育が生活満足度を上げる学習法と言われている理由

 

フィンランドがとっている教育方針は、世界の教育機関が注目しています。

 

何故なら、世界で一番、時間対効果の高い教育と取っているからです。

 

フィンランドの教育の特徴は、「学習時間の長さと学習の質に相関性は全くない」ということ。

 

フィンランドの教育

・義務教育の授業は週に26時間(1日4or5時間授業)
・宿題は1日30分で終わる量
・義務教育を受ける前に1年間のプレスクールという準備期間がある
・学費・給食費が全て無料
・成績は他人ではなく過去の自分と比べられる
・統一テストは高校卒業の時の1回だけ
・自習学習が基本

 

実はフィンランドは、豊富な資源がないことを危惧して、大昔に「我々の国財は人材だ」とし、国の多くのお金を教育改革につぎ込んできた国です。

 

そのため、学ぶべきところが多いし、教育分野の最先端を走っているのです。

 

学生や主婦の方だけでなく、ビジネスマンや起業を目指してる人にも関係のある話です。ネットが発達したことで、インプット(学習)とアウトプット(価値の公開)の重要性がとても上がっている時代なのです。

 

特に日本人である私たちが参考にするべきは、フィンランドでは詰め込み式学習の勉強を全くしないということです。

 

日本では、1つの決められたテンプレートの答えを出すために必死になるような勉強ばかりをさせています。

 

人生の集合体が時間と考えるならば、少ない時間で大きな効果を上げる勉強法は宝ともなりえます。

 

#フィンランドの驚異的なスコア

 

学力オリンピックとも称される、3年に1度79か国を対象に行われているPISAというものがあります。

 

これはとても面白いもので、各国の子供達の勉強時間や、勉強法、得意科目など一眼でその国の知識力がどのようなものが分かるデータです。

 

義務教育を終えた15歳が対象となってます。

 

このPISAの上位は、今までアジア勢が独占してきました。

 

中国・シンガポール・香港・韓国・日本…..

 

総合順位の10位までには多くのアジア諸国が含まれています。

 

それだけ、アジアの子供たちは世界の中でも自分の時間を犠牲にして、長時間勉強をしているのです。

 

補足
ベトナムでは、勉強に忙しい子供達が、親の運転するバイクの上で食事をとるのが普通だそうです。

 

そんなアジア諸国の名前が上位に連なる中、一際目立つ成績を残したのがフィンランドでした。

 

アジア勢の子供たちは長い時間勉強をしますが、その裏返しとして悪い成績を取るのを以上に怖がり、ストレスを抱えながら日々を過ごしている子も多くいます。

 

なので、生活満足度の数値がとても低いのですが、フィンランドはそれと裏腹に生活満足度の分野で好スコアを叩き出していたのです。

 

その理由は、正解を与えないことと、自由に学ばせることと、行動させることが関係しています。

 

正解を与えない

 

フィンランドは自然が豊富なので、子供たちも外で遊ぶことが多いそうです。

 

学校では、その自然を利用した自主的な調査を行う授業があり、大人は一切答えを教えることがないそうです。

 

子供が自分で抱える不思議は、大人がすぐに答えを伝えてしまうのではなく、自分で解決するように促すのです。

 

自由に学ばせる

 

フィンランドでは、子供達に勉強させる分野をあまり限定しません。

 

子供達が興味を持つものがあれば、それを主体的に学ばせることを重視するそうです。

 

算数などと言った分野に縛り付けるのではなく、得意な科目を見つけ出してそこを磨く事に力を注ぐのです。

 

行動させる

 

”仮説を立てたら、行動に移すよう促すのが教師の務め”といわれているほど、フィンランドの学校では子供達に学びという分野で行動をさせるそうです。

 

仮説を形にして初めて、学びに繋がるというのです。

 

逆に行動を起こせないなら、それは学びにならないとしています。

 

#日本人はハングリーさが足りない

 

これらは、フィンランドで重視されている実際の学習メソッドですが、日本人はこの3つが全然足りていないと僕は思います。

 

日本人は正解が与えられないと、テンプレがないと嘆いてやる気をなくします。

 

日本人は、自由に学ばせると何を学べばいいのかわからないと言い出します。

 

日本人は、行動を起こせといわれても、ハングリーさがなくて現状を変化させるのを嫌うから、動きません。

 

特に行動するというのは、これからの時代ではとても大事になってきます。

 

変化を快く受けれる柔軟性を持つことが、ネット時代を生き残るのに必須なスキルです。

 

フィンランドのいいところは吸収して、積極的に取りいれていくべきでしょう。

 

#確かに日本は環境が違う

 

フィンランドはそうでいいかもしれないけど、日本ではそんな事通用しないよって思う人もいると思います。

 

確かに、日本で採用されているのは終身雇用制度です。

 

限られた分野で1つの答えを導き出す能力も必要かもしれません。

 

でも、それが情報社会に必要な能力なのか?といわれたら答えはNOです。

 

大事なのは、カチコチに固めた数式よりも、価値を創造する力と好きなことを行動に移すことができる行動力です。

 

終身雇用に頼リたくても、頼れなくなってきてることをしっかりと理解することが大事です。

 

起業するにも、大企業に就職するのにも、100%の安全というものは、今の日本には存在しませんから。

 

日本人は知識を詰め込みすぎ

 

日本人の勉強法のコスパが悪い原因は、間違いなく行動力の少なさです。

 

インプットすることを意識しすぎるあまり、全然アウトプットしないのです。

 

テスト前になれば、ひたすら英単語を頭み詰め込むばかりで、活きた英語を話すための勉強は全くしません。

 

PISAのデータに出ている通り、詰め込むだけの長時間学習は、人生に悪影響を及ぼします。

 

僕は、長時間学習による悪影響の正体は、自分の好きなことがわからなくなることだと思います。

 

知識を詰め込むことだけ一生懸命やっていると、自分の熱中するためのエネルギーが何処かに行ってしまうんです。

 

例えば、現代では転職が流行っていますよね?

 

転職するってことは、会社に入社してみたけど「これは自分のやりたいことじゃないな」って感じたから、仕事先を変えるという行為です。

 

本当にやりたいことが分からないから、遠回りしてしまうんですよね。

 

最初からやりたいことが分かっていれば、就職先を間違えることもないし、人生のやりがいがなくなることもありません。

 

#日本の特徴

 

日本のP I S Aの順位はトップクラスでも、勉強している時間がとても長めです。

 

一時期、ゆとり世代を生み出したように、改善の兆しが見えたりもしましたが、結局は無駄な足掻きになってしまいました。

 

知識ばかり詰め込む学習法は、モチベーションも長く続きません。

 

どんなに大人が君の将来のためなんだと言い聞かせても、結局はやらされている感が抜けないから、熱中することが無理なんです。

 

勉強一つにフォーカスして可能性を狭めるのではなく、自分の好きなことに熱中させてあげる環境を作ってあげることで、自分のやりたいことを明確化して、人生の満足度を増やしてあげることが大事なのではないでしょうか?

 

行動力は、自分の本当に好きなジャンルになら勝手に発動します。

 

フィンランドが行動力を大切にしていることからも、行動できないジャンルで成果を残すことは難しいんです。

 

何を本当にやりたいのか?を再定義することが、現代の日本人には求められています。

 

#好きなことをしながら生きれる訳ない

 

好きなことをさせると聞くと、悪いイメージを持つ人が多いと思いますが、逆に好きなことをやらなければいけない時代が今です。

 

ネットでいろんな情報が回ってくる限り、もはや熱中できないものを仕事にしても、満足できない環境に誰もが置かれています。

 

不満が溜まりやすい日本の環境だからこそ、好きなことをしている人は輝くし、価値が生まれます。

 

YouTuberがまさにそうです。

 

知識の詰め込みは程々にして、見切り発車で行動する胆力が一番大事なのです。

 

時代に適応した学習をするべき

 

AI化が進んだ時に、今の日本で求められている決まった枠内で最大限のパフォーマンスをする学習では、全く通用しなくなります。

 

何故なら、認知力は人間よりもAIの方が優れているからです。

 

これから求められる能力は、ネット知識と付加価値能力(コピーライティング能力)とコミュ力です。

 

ネットでいろんな成功のノウハウが共有されるようになってくると、企業に属するメリットを感じれなくなった人が、起業の仕方やお金稼ぎの仕方を調べるようになるので、ネットを使った独立というものがブームになることは確実です。

 

#起業のハードルはかなり低い

 

どうして、独立がブームになることが予測できるかというと、ネットを組み合わせることで、起業することは誰にでもできるものへと変化したからです。

 

起業するのに、銀行からお金を借りなくてもできる方法というのはごまんとあります。

 

ある意味、義務教育で日本人は催眠にかけられています。

 

会社の忠実な兵隊になるための勉強しかしてこなかった人にとって、仕事は我慢するのが普通なので、行動するという選択肢自体が頭に思い浮かばないのです。

 

時給で働いても人生の満足度を上げることはできません。

 

自分の行動力を上げるための学習を意識しましょう。

 

#ジレンマは確かにある

 

行動するときに思い浮かぶのが、失敗した時のリスクを恐れる不安です。

 

でも、ネットを使った在宅起業であれば、お金のリスクも失敗のリスクもありませんし、努力次第で誰でも成功することができます。

 

iPhoneを作ってくれたジョブズに感謝です

 

こういった選択肢を知らない人が、まだまだたくさんいるのです。

 

だから、まずは自分の行動力アンテナにひっかるような人生の選択肢を、いろんなところで探してみましょう。

 

そして、自分の人生を変えるために行動を起こしましょう。

 

まとめ

 

フィンランドの教育は、自由を勝ち取る方法と言っても過言ではないかもしれません。

 

ただ、日本の教育の仕組みに文句を言うのは間違っています。

 

今の情報環境であれば、行動を起こせば誰でも人生を変えることは可能なのですから。

 

ぜひ、この記事をキッカケに何か行動を起こしてみてください。

 

では、今回も貴重な時間を割いてまでこの記事を読んでいただきありがとうございました。

 

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