この記事を書いている僕は、ネットビジネス歴1年とちょっと。
副業のみで1年間に300万円稼いだ実績を持っています。
・人の心を動かす2つの要素
・記事を構成するパーツ5つ
・ライティング力を上げる写経
Webマーケティング業界では、商品を売るために価値観の共感をすることを”教育する”と揶揄することがありますが、これはあながち間違いではありません。
洗脳って怪しく聞こえてしまいますが、文章に自分らしさを込める方法をこの記事にはまとめました。
目次
ネットビジネスは文章で洗脳する力が必要
人を洗脳する(いい意味で)文章を書くためには、2つの要素を意識する必要があります。
下記をご覧ください。
・ペルソナ(仮想読者)の理想に触れる
・自分を面白いやつだと思ってもらう
それぞれ、深堀りしていきます。
#ペルソナ(仮想読者)の理想に触れる
人の理想には、2つの側面が存在しています。
・ポジティブな理想
・ネガティブな理想
上記の感じですね。
ポジティブな理想
人間のポジティブな理想に触れるためには、願望を可視化することが必要です。
下記をご覧ください。
ブログの作り方を有料noteにまとめたので買ってください。
これだけでは、ただ売り手が買い手に「買ってくれ!」とお願いしているだけの状態なので、売れそうにないですよね。
個人的な価値観の押し付けは、言い方を選ばなければ「シンプルに迷惑で退屈」です。
なので、ここにポジティブな願望を加えてみます。
ウザい上司と一緒に働くのはもうやめにしませんか?会社に依存しない安定した生活費と、自由な時間を手に入れるためのブログノウハウを、有料noteに詰め込んでみました。ぜひ参考にしてみてください!
この文章で僕が可視化したのは「会社を辞めたい願望」と「人生の資産である時間を増やしたい」という願望です。
後者の文章の方が、圧倒的に購買意欲はすすぐられますよね。
このように、文章に価値を付随する能力をコピーライティングと言います。
ネガティブな理想
願望を可視化することも効果的ですが、恐怖に訴えかけることも効果的です。
下記をご覧ください。
コロナショックによって、内定を奪われる若者がたくさん出てしまいました。リーマンショックを超える経済ダメージをくらった日本は、おそらく今後10年ほどは雇用形態が不透明な状態が続くでしょう。僕はそんな同世代の仲間たちを見過ごせません。有料noteに在宅起業するノウハウを詰め込んでみたので、見てみてください。
この文章を読むことで、読者は「コロナによる危機感」と「雇用されても人生は安定しない不安」を感じ取れると思います。
特に、人間は願望よりも危機感を煽られた方が、アグレッシブになる習性があります。
コロナウイルスの蔓延を利用したデマ情報ですら、トイレットペーパーを買う人達の行列を作り出しました。つまり、信憑性がなくても危機感を煽られることで人間は動き出してしまいます。
ネガティブな感情を刺激するのは、コピーライティングとしては1つの有効なテクニックです。
ミックスすれば最強
ただ、サイトの中やセールスレターの中で、ひたすらにネガティブな理論を唱えても、読者は疲れてしまうので、理想的なのはポジティブとネガティブをミックスさせることですね。
下記をご覧ください。
ブログを使ってネットビジネスを始めれば、あなたは1人でビジネスを完遂させることができるようになるので、企業に縛られる必要はなくなります。というか、コロナショックによって企業の体力も落ちてきているので、例え大企業に就職できたとしても、安定した生活は保証されないでしょう。個人の力が試される時代です。僕が取り組んでいるWebマーケの概要をnoteにまとめたので参考にしてみてください。
前半で叶えたいであろう願望に触れ、後半で社会的危機感を煽る構成にしました。
人間の感情は二律背反なので、ネガティブとポジティブ両方を刺激することにより、人の心に語りかけるようなライティングが出来るようになります。
#自分のことを面白いやつだと思ってもらう
これは、単調な情報のみを載せるのではなく、自分の経験談も必ず交えましょうということです。
下記をご覧ください。
・自宅待機中のオススメアニメTOP10!
・転職サイトを徹底比較!
・オススメブログテーマの使用レポート!
専門系サイトでよくみる上記のような記事と差別化を図るためには、自分だけが持つ価値(経験)を表に出すことが大事になります。
そのためには、自分のキャラを立てることが大事です。
例えば、僕のブログのサイト名をみていただければ分かると思うのですが、初任給の低さが原因で元カノにフラれた経験を思いっきり露出して、キャラを作ろうともくろんでいます。
スティーブ・ジョブズの名言で「点と点が繋がる」というのがありますが、記事を書く時がまさにそれで、自分の経験という”点”を、インプットした情報と組み合わせることで、魅力的な文章を作ることができるという感じです。
そしてもし、経験が足りないと感じる場合は、「現在進行中の体験」を”点”としましょう。
それだけで、あなたにしか作れない面白さが醸し出されるはずです。
#上級者向け:潜在ニーズを洗い出そう
ライティングする時には、少しでもいいので、読者の潜在ニーズについて考えるようにしましょう。
下記をご覧ください。
潜在ニーズ=読んだ人が次に取りたいと思う行動
例えば、会社を辞めたい人をターゲットとするなら、次に取る行動はニートになるか、転職or起業ですよね。
この潜在ニーズを絡めつつライティングをすることで、より一層読者の感情に近づいた記事を書くことができます。
・記事を書くスピードを速くしたい
・お金を稼ぎたい
・ブログのアクセスを上げたい
・他のブロガーのライティングを見てみたい
少し難しいですが、過去の自分がどんな理想を持っていたか想像してみるといいかもですね。
そうすることで、経験則も文章に含むことができ、信憑性も担保できます。
想像力を働かせましょう。
記事構成のテンプレート
ただ、想像力を働かせた時、頭の中がゴチャゴチャして、終わりがまとまらなくなる感覚になったことはありませんか?
せっかく読者の気持ちに寄り添おうと思っても、自分の考えがまとまらなければ、魅力的なライティングはできませんよね。
そこで、オススメなのが、記事の構成を5つに分割する書き方です。
つまり簡単に言えば、文章の型枠を使うということです。テンプレートを使うことで、思考がまとまるのはもちろん、記事を書くスピードも上がります。
#魅力的な文章は分解できる
ライティングが上手い人の文章は、まるでパズルのように分解することができます。
下記をご覧ください。
・主張する
・理由を述べる
・具体例を述べる
・反論への理解を示す
・もう一度主張する
文章は、このパーツに1つ1つ言葉をはめるだけで簡単に作ることができます。
例えば、「ネットビジネスの魅力を伝える」という目的を元に記事を書くとして、上記の5つのパーツにあてはめて一文を書いてみます。
・主張する→ネットビジネスに本気で取り組めば、不労所得を作ることができます。
・理由を述べる→何故なら、ツールを使えば、集客から商品の販売までを全自動で行えるからですね。
・具体例を述べる→ブログサイトを例にしてみましょう。例えばサイトに自動で集客できるメルマガのツールを置いて、定期的に圧倒的で有力な情報を発信し続ければ、自分の信憑性も高まり、商品の成約率も上がるはずです。
・反論への理解を示す→ビジネスの自動化については、抵抗を示す人もいるかもしれませんが、別に手を抜いているわけではありません。自動化することで、より多くの人にノウハウを伝えようとしているのです。
・もう一度主張する→ネットビジネスは、多くの人と自分の価値観を共有することができる魅力的なビジネスです。ぜひ、自作のサイトを作って、Webマーケティングに取り組んでみてはいかがでしょうか?
こんな感じですね。
ブログの記事を書くとしたら、上記のブロックをあと2つほど作るだけで、簡単に3つの項目で構成された3000文字ほどの記事が出来上がります。
パーツを1つづつ作っていくイメージで書いていけば、思考もまとまりやすいですよね。
#文章を書きまくるべき
文章を書くことがとにかく苦手で、「こんなテンプレがあっても意味ねーよ!」と思う人の気持ちもよく分かります。
僕もどちらかというと、文章を書く時に時間がかかりまくっていた人間なので、ブログが好きではありませんでした。
しかし、大量に記事を書いていく中で本質を見つけることができ、記事を書く時間効率を良くすること自体が面白くなってきて、今では文章を書くのが楽しいです。
厳しめに言ってしまうと、文章を書くのが辛くて挫折するような人は、根本的に文章を書く量が足りていないです。
適当に書いて、なぁなぁにUPしているから、誰も読んでくれず、面白くなくて挫折するのです。
ブログを楽しく運営するためには、戦略的に取り組んで、たった少しだとしても数字として結果を感じとる必要があります。
アクセスUPするための具体的な戦略については、下記の記事に詳しく書きましたので、参考にしてみてください。
参考記事
あなたのブログが読まれない原因【泥臭い営業力が足りないです】
まとめ:ライティング力を上げるための練習
最後に参考として、僕がコピーライティング力を鍛えるために行っている練習法について書こうと思います。
その練習法とは、写経です。
下記のツイートをご覧ください。
https://twitter.com/morisu076/status/1264166760304873481
僕流の写経は、自分よりも1円でも多く稼いでいるセールスレターや、勉強になりそうなサイトの記事を、ひたすらワードへベタ打ちします。
こうすることで、自然と自分の文章が改革されていき、クオリティのUPに近づきます。
これは僕の経験則ですが、ひたすら真似することで、文章で書く口調も、だんだん写経のモデルにそっくりになっていきます。自分の手に見本が乗り移る感じです。
コピーライティングを身につけるためには、とにかく活字中毒になる必要がありますね。
文字に恋しましょう。
では、今回は以上です。
貴重な時間を割いてまでこの記事を読んでいただきありがとうございました。
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人の心を打つ文章を書けるようになれたらかっこいいよね。