バス運転手の将来性は絶望的です【北海道での大規模リストラ】

 

北海道で、たくさんのバス運転手がリストラされたのってマ?

最近は一般の車にもちょっとした自動運転が搭載されているし、”バスの運転手”って仕事はなくなるのかな?

自分のやってる仕事にも、AI化が取り入れられたらってことを考えたら、すごい怖いなぁ。

 

今回は、子供にとって何かと憧れの職業になりやすいバスの運転手の将来性について書いていきます。

 

この記事を読むとわかること

・北海道のバス運転手大量リストラの真相
・今の日本の自動運転技術のレベル
・AI化への正しい対応の仕方

 

運輸業界の将来性は、決して明るいとは言えません。

 

これは、国のロードマップを見れば誰にでもわかることです。

 

バス運転手の将来性は絶望的です

 

ある週刊誌がまとめた”20年後になくなる仕事ランキング”というものがあります。

 

その第3位にランキングされているのは、バス・タクシーの運転手です。

 

自動運転の本格的な進歩や、Uberをはじめとしたサービスの発達で、ドライバーという職業に就く人たちの存在意義が、強く問われるようになってきたのです。

 

誰がどう想像しても、未来が明るとは言えない運輸業界ですが、その不安を加速させる出来事が起こっています。

 

それはコロナウイルスの蔓延です。

 

コロナウイルスの蔓延によって、観光客は激減、外出自粛による利用者の減少によって、思ったよりも早く、ドライバーたちの首を絞めることに。

 

北海道で起こった、バスの運転手大量リストラは、ある意味全国のドライバーに対する見せしめのような出来事になってしまいました。

 

#北海道で起こった大量リストラ

 

インバウンドによる中国からの観光客は、日本の大きな収入源であり、観光バス会社の主な収入源でもあります。

 

中国や韓国からの入国制限が起こる中、北海道の観光バス会社の経営は火の車だそうです。

 

インバウンド旅行客がいなくなるだけで、ここまでのダメージを負う理由は、外国からの観光客の多くが北海道の認知率が高く、再訪率も高く利益が上がりやすかったので、結果的に長年依存する状態が続いてしまったことが原因です。

 

https://www.jtb.co.jp/

 

詰まるところ、日本人へのアプローチが足りなかったのです。

 

中国の旅行会社からのキャンセルは、間違いなく大きなダメージでしょう。

 

国から支給されている企業への支援金も、ダメージの大きさに見合う額では到底なくて”焼け石に水”状態らしいです。

 

ある観光バス会社は、25人いる全従業員のうち、23人をリストラしたそうです。

 

コロナウイルスが終息したら経営を続行させたいと考えているそうですが、いまだ国内でも感染者は増えています。

 

補足
WHOが「コロナウイルスは気温が上がる夏場になっても収束するとは限らない」と声明を出したように、ウイルスが終息するまでの期間が長期化する可能性すら出てきました。

 

このような状況が続くと、北海道のみならず全国のドライバーがリストラの危機に晒されてしまいます。

 

コロナウイルスの猛威は、日本の経済にも強い影響を与えているのです。

 

#転職を繰り返しても結果は同じ

 

なら、国内の人を運ぶ路線バス会社に転職すればいいじゃん!ってなるかもしれませんが、それでは一時的な解決にはなっても、将来的には規模が小さくなる運命にあります。

 

何故なら、自動運転の技術がとても早いスピードで進み始めているからです。

 

いくらドライバーの全部の仕事がなくならないとは言っても、衰退しつつある職業であることに変わりはありません。

 

自動運転技術のレベル

 

現時点での日本の自動運転の技術は格段にレベルアップしています。

 

結論から言えば、すでに羽田空港をはじめとした日本の主要空港4箇所で、自動運転バスの自称実験が行われているレベルです。

 

僕たちが思っているよりも、技術の進歩が進んでいると認知しても、決して間違いではないです。

 

現時点では自動運転レベル2が一般的ですが、あらゆるメーカーがレベル3を実現するために動いています。

 

https://www.kantei.go.jp/

 

レベル3にはあと10年ほどで到達するという見込みも立っているそうです。

 

何故、日本がここまで自動運転に力を入れているかというと、東京オリンピックまでに実用化することを目指していたからです。

 

オリンピックの想像を超える混雑を緩和するには、自動運転が不可欠ですからね。

 

技術力の高さを世界にアピールする意図もあるかもしれません。

 

これは政府が出した”官民 ITS 構想・ロードマップ 2019”に129ページにも及ぶ資料で事細かに説明されています。

 

政府が力を上げているということは、それだけ技術の進歩も比例して早くなります。

 

おそらく、10年後の2030年を目処にドライバーという職業は、本格的に衰退していくことでしょう。

 

#破壊的テクノロジー

 

自動運転は、破壊的テクノロジーの1つとして数えられています。

 

破壊的テクノロジーとは、これまでの価値観や社会のあり方を劇的に変える技術のことを指します。

 

一番有名な破壊的テクノロジーは、間違いなくスマホです。

 

僕たちがポケットに入れている薄いメタリックな薄い板は、僕たちの生活をより素晴らしいものへと変化してくれました。

 

それと同じで、自動運転も大きな影響を与えることは確実です。

 

破壊テクノロジーについてもっと知りたいですか?

破壊的テクノロジーは未来を教えてくれる【4つ紹介します】

 

#まだ想像するのは難しいけど・・・

 

いまだ、自動運転のバスが街中を走り回る未来を想像するのは難しいと思います。

 

今までにないことが実現しようとしているのだから、当たり前ですよね。

 

ただ、あるがままを受け入れて適応力をつけていかないと、情報が光の速さで走り回っている現代では、簡単に食いっぱぐれることになります。

 

北海道でリストラされてしまったドライバーの方達のことを思うと、とても胸が痛みますが、僕たちにできるのはこのような情報を元に、対策を講じていくことだけです。

 

変化への対応の仕方

 

今回はバスの運転手を例に挙げましたが、これからAI化に伴って衰退する仕事というのは、星の数ほど存在します。

 

もちろんその分、新しい仕事も生まれてくるはずなので、人間がロボットに支配される映画みたいな状況は生まれないはず・・・

 

そこで、この事実から考えられるこれからの時代に適応したコスパの良い働き方は、自分で価値を作り出す仕事です。

 

昔と違い、情報を平等に得られるようになったので、どれだけ付加価値してアウトプットできるかが重要になったのです。

 

#お金持ちの象徴が変わった

 

昔のお金持ちの象徴は、医者や弁護士です。

 

なので、学校で一生懸命勉強して、資格を取り学歴社会に対応することがとても重要でした。

 

しかし、今のお金持ちの象徴といえば、YouTuberやFX投資家です。

 

つまり、自分の持っている魅力や情報を積極的に発信することの方が、大事になったのです。

 

時代は大きく変わりました。

 

それなのに、ひたすら学校で知識だけを詰め込んで、情報発信をしないのはもったいないです。

 

人は質のいい情報に寄ってきます。

 

情報を先に発信する人が有利な立場に立てることを、本能的に察しているからです。

 

情報発信でビジネスが成り立つということは、人脈もコネもセンスもお金もない人でもチャンスがあります。

 

#チャンスは平等

 

チャンスは平等ですが、もちろん活かせる人間はごく僅かです。

 

人それぞれで人生に対するモチベーションに個人差があるからです。

 

成功するための情報は、ネット上で探せば誰でも手に入れることが出来ます。

 

他人と差をつけるためには、一生懸命努力することが大事なのです。

 

生活している中で、自分の好きなジャンルをどうやってマネタイズすれば楽しい人生を送れるのか、想像してみるのもすごい面白いと思います。

 

そして、少しでもやりたいという気持ちが出てきたら初めてみることが大事です。

 

そうすると、雇用されることがアホらしく感じれます。

 

まとめ

 

バスの運転手という職業は、将来性が全くないわけではないですが、かといってこれから成長する見込みがあるわけでもないです。

 

今回のリストラはあまりいいニュースではありませんが、真摯に受け止めて自分に何が出来るのか考えて、行動に移すことがとても大事だと思います。

 

では、今回も貴重な時間を割いてまでこの記事を読んでいただきありがとうございました。

 

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