どうも、モリスです!
皆さん、Netflixは利用されますか?
アメリカでは、その絶大な存在感で動画配信サイトの王様である、Netflix。
でも、実はNetflixの事業って元々レンタルDVD屋さんだって知ってますか?
日本でいう、TSUTAYAのようなスタイルから、ネット回線で動画を配信するYouTubeのようなスタイルに進路を見出したNetflix。
こうやってNetflixを深く掘り下げていくと、僕たちブロガーやYouTuberといった個人コンテンツの未来での立ち位置が、面白いぐらい明らかになります。
そこで、今回は個人コンテンツを作ることが、どうして将来有利になるのか、詳しく書いていこうと思います。
自分の作ったコンテンツで、ファンを獲得する楽しさを知りたい人へ。
目次
Netflixhの企業戦略がためになりすぎる件
動画ストリーミングサービスというと、Netflixを始めとしてAmazonプライムやhulu、YouTubeなどを浮かべると思いますが、実はアメリカでは断然Netflixが一番利用されています。
意外かもしれませんが、アメリカではYouTubeより、Netflixを見てるんです。
いくら、会員数の数が減少を始めている今「Netflix終了説」が流れ出していたとしても、これから先5年ぐらいは、Netflixはアメリカで一番の配信サイトとして君臨し続けるでしょう。
ただ、日本はまだ違います。
何故か先進国なのに、テレビ依存は未だ続いてて、どうしても動画ストリーミングサービスの利用率は、テレビに勝つことはできていません。
動画配信が浸透しない1番の理由は、日本人にとって映像のコンテンツというものは”無料”で配られるのが当たり前だからです。
テレビがあるのに、なんで追加で料金払ってまでコンテンツを楽しもうとするの?
っていう考えの人が、まだまだ大勢いるのです。
外国などでは、動画配信サイトごとに良さがあることをよく知っているので、一般的にNetflixはドラマに特化した「チャンネル」としてよく扱われています。
なのでアメリカなどでは、Netflixに入っていないと、次の日に学校で新作のドラマの話を友達とすることができないらしいですww
日本人もドラマが好きな点で言えば、アメリカの人たちとは共通点があるかもしれません。
ただ、外国の人と比べると、見るバリエーションがとても狭いです。
Twitterでバズる内容の多くが、テレビ関連や芸能界のゴシップニュースなことから分かる通り「日本人が日本人のために作った番組」っていうのが、日本人は大好物です。
なので、海外で大きな話題を受けた番組がNetflixで見れると言われても、同じNetflixならどちらかというと、国内で話題になっているテラスハウスの方見ちゃうんです。
また日本人は、お金にうるさい面も持ち合わせているので、配送料や速達の優遇が特典としてついてくるAmazonプライムは、まだ日本で強い影響力を持ち続けるでしょう。
このようにガラパゴス化して、一強のAmazonプライムがいる日本。
強固な壁が存在する日本の市場で、ストリーミングサイトのポジションを作るために、Netflixはある作戦に出てきました。
Netflixは周りのサービスに対して面白さで勝負する
Netflixが何をしようとしているかというと、日本に向けたコンテンツへの強い強化です。
こういう姿勢は、メリットとかデメリットの話は置いといて、僕は結構好きなんですけど(笑)、要するに、周りのコンテンツに対して、小細工なしの面白さで真っ向勝負をしてきたのです。
元々、Netflixがアメリカで人気を獲得できたのは、コンテンツに資本力をブイブイ利かせて魅力的にしてきたからです。
世界にいる約1億5000万人のユーザーに支えられているNetflixは、配信するコンテンツに対して、経常利益のうち約1兆円も投資すると言われているので、面白いものを作る環境としては、Netflixはライバルと比べてかなり有利です。
Netflixのコンテンツに対する努力は、ドラマ、アニメ、アイドルと他方に渡ってます。
これはビジネス面でもかなりの話題作で、今まではAmazonプライムの「ドキュメンタル」が、日本人向けの配信サイトの最強コンテンツでしたが、この「全裸監督」の登場で、「Netflixもコンテンツ力で、日本で対等に戦えるようになった」と言う専門家の人もいるほどの作品です。
先ほども書きましたが、日本人は日本向けに作られた作品が大好きです。
そして、こういったギリギリなチラリズムを感じさせる、独特な作品も日本受けがいいと言われています。
特に、エロやグロといったドメスティック系ですね。
なので、バラエティにも出演していて、万人受けする山田孝之がAV監督を題材にしたドラマの主演をするなんてなれば、日本のユーザーはイヤでも興味津々になります。
日本のドラマ番組の良いところをうまく取り入れた感じが、Netflixのコンテンツ創作のポテンシャルの高さを教えてくれますね。
https://www.oricon.co.jp/news/
日本の文化であり、常に進化を続けているアニメに手を出して、積極的に強化を進めているのも、Netflixには間違いなくプラスに働いています。
その効果は顕著で、Netflixのアニメ視聴時間は、1年で2倍に膨れ上がったそうです。
そして、満を辞して去年の10月に発表したのが「エデン」。
今までは、いくらアニメに力を入れてきたとはいえ、放送権を独占するだけで、完全オリジナルのコンテンツ制作はやっていませんでした。
しかし、提携するアニメスタジオとの地道な提携強力が、オリジナルアニメの作品を生み出すことを可能にし、なおかつ「エデン」にはアニメ業界にとって相性が絶対にいいグローバル化制作も取り入れています。
これは、日本向けの作品として売り出すだけでなく、海外のクリエイターも制作に関わることで、日本アニメの最大の弱点である”内輪ネタ化”している壁を取り払う意図もあるはずです。
テレビと違って、放送時間が決められていないNetflixでは、作成の自由度も桁違いなので、クリエイターから見ても魅力的に映ることでしょう。
自然とクリエイターが集まる環境の用意を成功させたNetflixは、勝手に技術のあるクリエイターが集まるような好循環を生み出したといっても過言ではないです。
https://japanese.engadget.com/
これに限っては、ジャニーズからのオファーを受けた形となってますが、結果としてはメチャメチャウケています。
韓国のBTSが、アジア圏で着実に実力を伸ばして行ったのに注目したジャニーズ事務所は、約190の国と繋がっているNetflixを使って世界へ日本のアイドルを売りに出したいと考えています。
そしてNetflixからしたら、実力のある日本を代表するグループの独占ドキュメンタリーと言う強烈なコンテンツを手に入れられるので、間違いなくこれはWINWINな関係性でしょう。
また、ジャニーズ事務所がNetflixにオファーを出した理由は、その将来性に期待している面もあるらしいです。
何故なら、Amazonプライムが、配送料と荷物の速達をフォローしているように、NetflixはKDDIと提供して、電話料金のサポートを始めたからです。
日本人はケチなので、よりお得なプランを提示する方にしかなびかない特性を理解した施作ですね。
ただ、これだけのメリットでは一度契約したAmazonプライムユーザーを取り戻すのには、ちょっとインパクトは足りないかなと、僕は思います。
でも、そこを割り切って魅力的なコンテンツを作り、ユーザーに複数契約してもらえるよう頑張っている今のNetflixは、正しい道を歩んでいるのではないでしょうか。
多くのYouTuberは、もう気づいてる
Netflixの面白いコンテンツで多くの人の共感を得る手法は、今や多くのYouTuberも当たり前のように実践しています。
本屋さんに行けば、それはよく分かります。
何故なら、いろんなYouTuberが書籍を出し始めているからです。
僕は、どうしてYouTuberが、アナログに戻って本を出版する必要があるのか、ずっと不思議に思っていたのですが、どうも書籍というアプローチは、ビジネスに興味のある人をファンにするのにかなり的確な手法らしいのです。
どこまで顔を売って金儲けする気なんだ!って思う人もいるかもしれませんが、こういうところが日本の悪いところで、そういう捉え方しかできない人は、起業はもってのほか、仕事すらうまくいかないでしょう。
YouTuberがここまでする理由は、情報が飽和している現代では、それぐらい顔を売らないと、自分のコンテンツなんて簡単に埋もれてしまうからなのです。
昔は、どうやって財布を開かせるかに重点を置くのがビジネスの基本でしたが、今はどうやって自分に時間を使ってもらうのか考えなければ、ビジネスでは成功できません。
いくら、登録者が100万人いようが、情報過多な現代ではすぐ飽きられてしまうので、安心なんかしてられないのです。
だからやっぱり、自分の思いを発信してファンを獲得することはとても大事で、個人が持つ影響力の強さの秘訣は、ここに隠されています。
星の数ほどあるコンテンツの中で、ビジネスの土俵に立つためには、コアな自分のファンを作る必要があるのです。
コンテンツ創作で得られるのはお金だけじゃない
面白いコンテンツを作ることに、日本での差別化の道を見出したNetflix。
間違いなく日本でのポジションは作れるだろうし、入会者もこれから増えていくことが予想されます。
そして、この真っ向勝負を挑んでいくような戦略は、僕たちにあるメッセージを伝えてくれています。
それは、面白い!っていう共感を集めるコンテンツは、多くの人とお金を集まることができるということ。
ご存知だとは思いますが、色んなところで報道されているように、仕事のAI化で今多くの人がやっているつまらない仕事は、徐々になくなっていきます。
このことは皆なんとなくわかっているくせに、見て見ぬふりをしていますが、人間の仕事が削ぎ落とされていくと、残るのは損得の事ばかり考える「ビジネスな付き合い」ではなく、楽しそうに仕事をしている人に憧れを持つ「共感の付き合い」の方が絶対に増えてきます。
Twitter上でよく見かける「アフィリエイトであなたに月10万円稼がせます」みたいな面白みのないアカウントは、誰も見向きしてくれなくなるのです。
だって、こういうの単純につまんなくないですか?
万が一、このアカウントの人のコンサルを受けたとしても、どれぐらいのレベルで成功するのか読めちゃうんですから。
今の僕からしたら
って感じでめっちゃ冷めます。
それよりも「今住む家すらないけど、日本中のクラブ通い詰めて、頑張って武道館で必ずライブします!」みたいな、どこぞのDJ集団見てた方が、「この人達どうなっちゃうの?」って感じで、ワクワクするし協力したくなるし、自分も何かやろうかなって思えます。
共感を集めるコンテンツは、自然とたくさんの人を巻き込んでいきます。
損得考えてちゃ、誰も共感なんてしてくれません。
自分の思いをド直球に発信する人が、成功していくのです。
まとめ コンテンツは簡単に作れる
- 外国では、YouTubeよりNetflixを見るぐらいなのに、日本ではまだメディアンにお金を使う文化が浸透していない
- Netflixはコンテンツの面白さで、差別化を図っている
- 情報飽和状態の現代では、必要以上に顔を売らないと、すぐに埋もれて忘れられてしまう
- 損得感情のコンテンツはオワコンになり、共感を集められるコンテンツが強くなる
ここまでNetflixについて語ってきましたが、コンテンツなんて作るのは無謀だと思う人がほとんどだと思います。
でも、冷静に分析すれば、意外と簡単に作ることができます。
例えば、あなたが面白いと思ったコンテンツを、繰り返し見てみてください。
このコンテンツのどこが好きなのか?
なんでこのコンテンツは評価されているのか?
どうして、このコンテンツはこの年代にウケているんだ?
必ず、真似できるところがあるはずです。
そしたら、そこをベースにして、自分の色をいい具合につけていけば、人気の出るコンテンツに限りなく近づいていきます。
あとは、成功するまでしつこく繰り返すだけです。
仕事先で、使い捨ての資料を頑張って作るより、こうやって自分の好きなもの作り出す方が、絶対に楽しいし、将来ファンを獲得するために役に立ちます。
Netflixのように、誰にも真似できない自分という人間性で、面白いコンテンツを作ってみてはいかがでしょうか?
では、今日も貴重な時間を割いてまでこの記事を読んでいただき、ありがとうございました!
彼女にフラれて、途方に暮れていた僕が、ネットビジネスを始める事になった過程をプロフィールにまとめてみました。
このブログは、1人でも多くの人に、ネットビジネスの楽しさを広めたくて、僕の知識・思考・感情をミックスして、魂込めて作り上げている物です。
そんな、管理人「モリス」の成り立ちを見たい方は、こちらからどうぞ。